原石のシンデレラ
「ーーえっと、あの、……うぅぅぅ。」

しどろもどろに、一生懸命に頭の中では言葉にしようと、言葉のピースが組まれていくのに…。


いざ、声に出そうと喉まででかかる瞬間に、完成されたモノが割れた硝子のように粉々に砕け散ってしまうのだった。
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