強くて弱い女
康平と会いたかったのは自分の気持ちを確かめたかったから。
愛しいんじゃなくて、ただ会いたかっただけ。
友達として―――
「あの時は庇ってくれてありがとう。康平が庇ってくれてなかったら私はここにはいなかった。」
「・・・あぁ。」
康平がそう言って空気がさらに重くなった時だった。
ガチャ・・・
「うす。」
誠・・・・・。
誠はすぐに私に気付いた。
「愛華!」
その大きな声に私はビクついた。