だからこそ、キミは。
佑くんの気持ちが、わからない。
私を嫌いになったんじゃないの?
嫌いなら、普通助けになんか来ないでしょ?
なんで、中途半端な優しさを投げかけるの?
「…でも、それはもうお前の役目ではない。」
何よりも、誰よりも、胸の奥深くに刺さる先生の言葉。
先生の言葉はいつだって、悔しいぐらいに的を得ていて。
反論したくても、反論できないぐらい的確で。
だからこそ。正しいからこそ、先生の言葉を聞く度に泣きたくなる。