だからこそ、キミは。



一体、なんだっていうんだ。



飛び起きた先には、さっきの幻想は間違えではなく、

…確かに先生が、2人いたから。



『……。』



現実についていかない頭は、更に私をこんがらがせる。



はっきりとした思考の中、見えるのは2人の先生と、見慣れない部屋。

しかも、私は少し寝心地が固い、黒いベッドに座った状態。



なんで私、こんなことになっているんだろう…。



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