友達以上†親友未満。



その時

ジョバンニは

銀河ステーションと

言う不思議な

声を聞いた。


気がつくと

夜の軽使鉄道の

車室に窓から外を

見ながら座っていた。


そして前の席には

青ざめた顔をした

カムパネルラが

乗っていた。


不思議に思ったが

カムパネルラとの旅に

胸を躍らせる

ジョバンニ。


2人の幻想旅が

始まった―――。



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