Dear.




「 いいから、早く帰れよ・・ 」




完全に疲れきった龍弥は
脱力したヒョロヒョロの声で
2人を追い出すと、
部屋に戻ってきた。





「 ったく 」


「 相変わらず元気だよね 」





思わず笑いがこみ上げてきて
笑っていると





「 龍弥?・・んんっ 」





ベッドに腰掛けた龍弥が
あたしの顎を掴んで
キスをして。





「 笑うとか、むかつく 」




そう言って あたしの口を
舌で器用にこじ開けた。






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