ただ君だけを想う。
『みーおん、お待たせ!』


その声にハッとして思い出に浸りそうだった頭を止めた。


「柏木く、ん!…ありがとう!」


『ポテトと、オレンジジュース、で良かった?』


「う、ん…ありがとう!」


『おっ、もうそろそろ始まるな!』



また、愁ちゃんの姿が私の中で見え隠れした。



“海音はりんごジュース、だろ?”



いじわるそうに笑う彼の姿が懐かしい。



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