四葉のクローバー
二人で、その四つ葉のクローバーを
手で包み込んだ。

「きっと、この四つ葉のクローバーが
 幸せを運んできてくれたんだね。」

夢は幸せいっぱいの顔をしていた。

「また、一緒に暮らさないか!
 今度は俺の奥さんとして!
 夢ちゃんが出てってから
 あのままなんだ・・・
 思い出が詰まったあの家で
 初めて出会ったあの場所で
 一から俺と始めて欲しい・・。
 それに、夢ちゃんのお母さんも
 一緒に三人で暮らしたい・・。」

「ホント・・にいいの?」

「もちろん!
 夢ちゃん、結婚しよう!」

「はい!」


二人は誓った・・
もう、離れないと・・

そして・・
初めてのキスをした・・

 
《私、幸せ・・・》 
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