シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
「私は、前に颯太が作ったしょっぱい卵焼きも好き。何よりも美味しかったよ?」



トライしてくれる事、それが気持ちが嬉しい。

私には最高の――贈り物。



「んんっ……」



嬉しそうな颯太からキスも、繋いだ温かい手も、私には宝モノ。

―――神様、幸せな毎日をありがとうございます。

貴方が居て下さる事が、私たちの幸せの元となってる事でしょう。



「颯太…愛してるよ…」



「俺のセリフじゃね?(笑)」



人を愛する幸せ―…
人を愛せる幸せ―…
それは、神様や牧師である父親、シスターたちより、颯太が教えてくれたね。





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