シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
「遊園地…楽しみだったのに…。
もう…修太君と行ってやる!!」



「うん、気を付けて!」



「や、待て琉架!!;;」



…もー、遊園地ーっ!!

何年かぶりの遊園地だったのに。

私はレギンスを掴む颯太を睨んだ。

颯太は環架を見る。



「帰って来てからで良い?」



「ちゃんとやるならね」



…何様なんですか!!

小悪魔か!

貴方は小悪魔なんですね!!



「私が天使らしいから」



「「は?;;」」



…ヤバい;;

また口に出してしまった。

私は「一人言;;(笑)」と言って、玄関へと向かった。
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