シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
でも……いざとなると緊張と過去の記憶で胸がバクバクと暴れる。
私は夜道を歩く中…自分でわからない意味の涙を流した。
「琉架…?」
「颯太…私…っ…――」
「…今日、止めとくか?」
「……イヤ…っ……」
…止めたくない…。
徐々に涙を理解、出来た。
「颯太…っ…私の心に残ったあの日の事…消して…?」
私は、颯太は怖くない。
颯太を強く強く、信じてる。
でも、過去を思うと、目を閉じたら、思い出しそうなんだ。
「ん…わかった」
再び、2人で同じ歩幅で歩みを進めた。