BLACK MAN









「未知生物《ブラッド》なら大変だぞ!昨年でも、こんな近くには落ちなかった。第一にお前の様な奴も存在しなかったがな!」









「酷い言われようだが、私には目的がある。それは、地球の英雄に成ることだ!」









研究員は真剣に語っている。









「……ふっ、この状況下でよくそんな口が叩けるな!空を見てみろ…。」









研究員は空を見上げた。








「……安心しろ、あれは奴じゃない。宇宙の我々に対する怒りの象徴じゃないか?」








空から無数の隕石が落ちてきた。








「研究員!お前も早くしろ!」








(ちっ、対生命体用ロケットは《未知生物ブラッド》には当たらなかったか…。)












< 13 / 31 >

この作品をシェア

pagetop