きみは、運命の人?



お兄ちゃんは、私に心配させまいとして、あまり話してはくれなかったもんね。


それに私も、お兄ちゃんが亡くなってからは、話しを聞かない様にしてたし…。



「もしかして、オレたちが知らない何かがあるかも…」


シンさんは、渋い顔つきになっている。


「実はさ、あの日、オレはちゃんと見てなかったんだ」




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