きみは、運命の人?



「あっ、蒼司」


振り返ると、疲れ切った表情の蒼司が、靴を脱いでいた。


そんな顔を見ていると、もしかして自分が重荷なのかな?って、感じてしまう。



告白するとか、言うんじゃなかったかも。


蒼司は私に、どうやって“サヨウナラ”を言おうか、考えてるのかもしれないな…。




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