きみは、運命の人?



由紀亜には、強がってあんな風に言ったけど…。

どこか不安がつきまとう。


たぶん、今日一日、蒼司からメールすら、来なかったってのもあるかも。


余計に、不安になっちゃってるんだよね。


どうしよう…。


電話してみようかな?


ため息を尽きながら、学校から帰っていると、


「里桜ちゃん?」


どこか懐かしい声がした。




< 83 / 192 >

この作品をシェア

pagetop