年下彼は手強いのです,
*一生懸命の好き
登駕とゅ連絡を絶ってから、わたしは受験のために園芸部も引退した。活動部員がわたしだけだから引退も何もないんだけど。
「この時χは――…」
授業なんて、右から左に抜けていくに決まっている。だって、わたしは。
あ、グラウンド。登駕のクラス…っ。
頭の中、なんでかわかんないけど、登駕でいっぱいなんだから。
「なんで」
関われない、わたしとうとう嫌われたか。何かしたっけ……と今までの行動を見回してみるけど、無理だ。
「意味わかんないし」
「どうしたの、真尋」