白恋〜小さな私の恋愛〜
“好き”なだけ
結局その日真白には会えなかった
そして翌日
「ひ〜ろぉ〜」
「凜!?」
凜が俺達の通う学校の制服を着ていた
「今日からこの学校に通います。ずっと一緒ですよ」
俺の腕を掴み学校に向けて車を発進させた
勿論俺も乗せて
そして学校に着いた瞬間ザワついた
俺と凜が婚約者ということはあっという間に流れた
別にそんなことはどうでもいい
ただ気になるのは昨日から見ていない真白のことだけ
俺の頭は真白でいっぱいだ