白恋〜小さな私の恋愛〜



なんだかんだ言ってあの2人は私に似ている



だからほっとけなかったというか


何だか急に歯痒い感じでムズムズした



人に感謝されることなんて滅多にないせいで



1人もんもんと考えていたら



「1人で何百面相してんだよ」



会長が現れた



「ホラ、バッグ」


「ありがと」


バッグを受け取り店の中に入ろうとしたが出来なかった



なぜなら



「会長………?」


会長に後ろから抱きしめられたから







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