彩-aya-1





聞いても無駄だと思うケド。


「……カズマは卵、ショウゴは牛乳、ヨウスケは煮干。ねぇ…男の子ってこんなしょぼいも――」


「ぶっ!!!」


え…?


何故か吹き出し、笑いだしたユウキ。


どーした?

一体どうしたんだ??



呆然とするあたしを見、なんでもねぇと笑うユウキ。


「で? ハヤトさんは??」


……なんであいつらのくだらない趣味にそんなに興味を持つ。



ハヤトなんか、


「……地球」


それには、驚いたように目を見開いたユウキ。





< 136 / 168 >

この作品をシェア

pagetop