君恋
なんとない日
 私は、中学1年。
今、親友と昼食を食べている。
今日は・・・いつもと変わらないなんともない日。

いつも同じような事をしてるからつまんなくなる。

そんな事を思い、昼食を食べ終わった私は、野原に寝転がった。

学校はつまんない。でも、私の唯一の楽しみといったら昼食が終わったら野原に寝転がる事だった。この、野原はまるで、ベットのようで気持ちがいいのだ。おまけに、上には木が生えているので、夏はすごく気持ちがいい。


私は、すぐに寝てしまった。親友!?のミサトが、すぐ私の起こしにかかった。


 『かーれーんー。』

あっ。言い忘れてたけど、私の名前は 水戸花恋

 『んー・・・もう少しぃー』

 『もー・・・あたし、知らないからねっ』

 『んー。ごめーん・・ミサト。眠いから、次の授業サボルわ♪』

 『ったく。あんたって人は・・・はいはい。いつものように言っときまーす♪』

 『いっつもありがとー☆愛してます(笑)』

 『まーた言ってるww別にあんたに愛してますなんて言われたくないねww』

 『ひっどーいwww。じゃっ。ミサトだっけ??ヨロシクねww』

 『まー・・。ひどいわね。あんたってww・・・。親友!?のあたしの名前くらい覚え  てよ』

 『はぁーい・・。そのうちにねww。じゃ。寝ますんでww。おやすみ』

これが、私達のいつもの日課だ。
毎日、こんなことを続けているのだ。


私が口を開いた直後、親友!?のミサトはものすごい勢いで、走っていった。
その様子をおかしく見ていた私。

そーいえば、もう授業始まってるwww。



『はぁ~・・・』

私はなんとなくため息をついた。
そして、いつの間にか独り言を言っていた。

『はぁぁぁ。つまんなぁーい。いっそ、中学やめてぇー・・・。』

なーんて、不意にも大声で言ってしまった。
その声に気づいた人が1人、こっちに向かって歩いて来るのが見えた。

その人は、とても美男子で、私にはいっそう輝いて見えた。
髪はサラサラで、その髪が風に舞って、揺れている。
顔のパーツは整っていていかにもアイドルです。見たいに見えた。

気づいたら私は美男子に見惚れていた。





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