これが僕の選んだ道

「おいっそれ俺のだ!おまえのじゃねーよ」

「いえーい!いただきっ」

俺は忍 真也(おし しんや)だ。隣に居るのは俺の親友八色 凱(やいろ がい)

俺らは親友同士なんだ。幼稚園の頃からいつも何をするのも一緒、家も向かいの家だし、もしかしたら俺達の前世は兄弟だったんじゃないかなって思う。まぁありえねぇけど。

俺達は大学2年生、就職活動をそろそろ始めないといけない。このご時世だから早めに始めないと・・・

「あ~あ 俺の大好物のウインナー食いやがって」

ふざけんな朝早くにおきて作った俺の大好物なのにさ、まぁ茹でただけだけど。

「いーじゃん、俺もウインナー大好きなんだもん」

「ったく、もういいよ全部あげるよ」

「やったぁ!ありがとしんちゃん お礼に僕がハグしてあげる~」

「うわっ 気持ち悪いからやめろ!」

ほんと凱はいつもこんな感じだ、まじで気持ち悪いからやめてくれ

でも俺達にもいろんなことがあったんだよな。俺があんなこと言ったからお前と俺の関係が崩れかけたんだ。今でも悪いと思ってる。

でもそんな俺を見捨てないでくれて俺の側にいてくれてありがとう。

俺達の過去の友情話をしていいかな?俺と凱の本気のぶつかり合いを・・・

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