友情恋人ゲーム〜デス・ミッション〜(仮)
―第3ゲーム―
―『10分が経過致しました。これで、休憩時間は終了となります』
淡々した口調に、怒りさえ覚える。
『まだまだ…これからですよ。このゲームが面白くなるのは…ククッ…』
面白く、なる?
このゲームを…この最低最悪なゲームを楽しんでいるかのような言葉。
拓海も光も桃香も死んでしまったのに…ふざけるな!
その場にいた全員の怒りを買った。
けれど、その怒りを口に出す者はいなかった。