勇者様?!

「…」

「…何よ」


突然黙って私を凝視するヒスイ


「ラピス、カワイイ♪キスしていい?!」

「刺すよ?」


私は持ってた包丁をヒスイにチラつかせる


「なんでだよぉ!いいじゃん…ちょっとくらい」


まるで、ちっちゃい子供が駄々をこねるみたいに言うヒスイ


「ダメなものは、駄目なの」


それだけ言って、料理を再開した

その後ろで、ブツブツ不満を漏らしているヒスイを無視しながら…

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