先生と保健室で

俺の、人



落ち着きを取り戻したかと思うと
先生は俺の手を握りしめた。


小さな、小さな手で。








「・・・潤くん。」



ポタッと、

先生の目から涙が零れ落ち
俺の手に落ちた。






それと同時に
先生は口を開いた。













「あなたが、潤くんが好き」







目も見ず俯いたまま、言った。









「・・・・は?」



こんな反応しかできない。



だって、そうだろ?








なぁ先生、
何を言ってるんだよ。



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