先生と保健室で







「俺が卒業したら、
先生のこと迎えに来るから。




それまで俺のコト、
信じて待っててよ。」







先生を強く抱きしめ、
俺は小さな声でそう伝えた。














・・・先生。


今度はちゃんと
俺の気持ち伝わったよな。











「・・・うん!!

ずっと、待ってる。」







その言葉と同時に、

俺の肩にじんわりと
温もりが伝わってきた。


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