水色王子とピンク姫
なんか、こんなこと、前にもあった気がする。
確か…雪佳と、小さい頃雪を見て。
それで……。
「……っ」
「春香ちゃん?」
「う……くっ」
呼吸が出来なくなって、心臓の辺りを必死で掴んだ。
「春香ちゃん!?大丈夫!?」
修吾君がうずくまるあたしを支える。
ゆっくり呼吸をしようとしても上手くいかない。
……あの時と同じだ。
怖くて、苦しくて。
助けて。
「雪…佳……っ」
……あたしの意識は、そこで途切れた。