水色王子とピンク姫

デート?遊び?



フツーなら両想いで付き合うのにこんなのは、好きな人からは聞きたくない言葉。


だけど、あたしなりに真剣に考えた結果なんだ。


長谷川君なら分かってくれるハズ。


『うん。分かった』


「…ありがと」


あたしは電話を切った。


…ん?


あたし、付き合いするの初めてじゃない?


どーすんだろ!


…やっぱし両方、名前呼びだよね。


んで、手を繋いで。


デートして?


うぎゃーー!


無理だ!実際になったら爆発するかも!


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