REAL HOPE Ⅲ
「了解」そう言ってハルマはケースの前でスタンバってるお姉さんに注文してくれる。
「レツは?」
「いらね」
入口近くの壁に寄りかかっているレツは、この可愛らしいケーキ屋さんが何とも不釣り合いすぎて面白い
ハルマはこんなにも爽やかな笑みを見せていると言うのに…
「ハルマありがとう!」
「どういたしまして」
私の手に握られた小さなケーキにワクワク感をあふれだしながらお礼を言うと、ハルマがまた小さく笑った。