REAL HOPE Ⅲ
「ジュンちゃん髪アップ凄い似合うよ!!」
ニコニコ笑う彼女は凄く可愛くて、とてもお姉さんがキャバ嬢だとは思えない
「当日も私に髪いじらせてくれない?」
「あ、うん」
彼女はこういう事が大好きなんだろう、キラキラした瞳を浮かばせていた。
「じゃあ皆のとこ行こっか」
慣れない高すぎるヒールに気おつけながらゆっくりと歩く
ドレスが細身のせいか、自分のシルエットがかなり分かりやすく恥ずかしい
そんな事を思いながらも、手を引く彼女の後ろからカーテンを出た