ブランコ





「まーまー彼方、落ち着いて?」


綺亜羅は笑顔で俺の肩をポンポンと叩くと、恐ろしいことを言い放った。


「みんな、知ってたから」


……は?


「うちら気付いてた!バレバレだから!」

「…えーっとそれは…お前らだけ、だよな?」


まったく問題ないというような爽やかな笑顔でそう言われると、逆になんか開き直る…。


「うちら、誰にも言ってないよ?」

「でも、気づいてる人は気付いてんじゃない?」


いや…嘘でしょ…。


「お…俺って、そんなわかりやすいの…?」


恐る恐る目の前の4人にそう聞くと


「…自分でわかんないもんなの?」

「男はそーゆうの意識してないんじゃない?」

「特に彼方なんかね?本能で動くかんじ?」
「それゆーたら男全員や。健全な男子高校生は大体、本能のまま生きよる」


なんか話しがいらん方向にいってる気が…。


「とりあえず、大丈夫よ。邪魔できるやつはいないでしょ」

「それは…まぁ。…邪魔してもやらないけど」


「………」

「…天然なの?」

「よく恥ずかしげもなく言えるわね」

「こっちが恥ずかしくなるって」

「まぁ、これがイケメンの特権やな」


咲斗の一言になるほど、と頷く女3人。


俺…なんか言った?



< 79 / 79 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

心詩 ー モウイチド、モドレルノナラ ー
神華/著

総文字数/35,174

恋愛(純愛)73ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ずっとずっと一緒だった これからもそれは 変わらないと思ってた けれど いつからか。 大好きなあなたは あいつの隣で笑っていた... 《 片思い、両思い、失恋。》 恋の大きな3つの気持ちを 体験した 永遠(トワ)の切ないlove story ねぇ、もう前のあたし達には 戻れないのかな…? それなら、もう…あたしは… 「さよなら、雅」 作者の体験や想いを 詰め込んだ 純愛storyです ×××××××××××× Rei様 光鈴様 星空★様 感想Thank you☆ ××××××××××××
同族嫌悪なB型クン★
神華/著

総文字数/2,976

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
高校生活は マンガみたいになんなくたって 友達と笑いあって ちょっとかっこいい彼氏ができて… たくさん笑って泣いて そしてふとしたときに 「あぁ…幸せだなぁ」 って感じれる瞬間があれば 充分だと思ってた。 けど…… あの “外見超王子様” “内面超自己中男” と 同じクラスになってしまったその瞬間 そんな淡い夢… 消えてしまったのだ…。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop