イタル~another day~
「何があった?」
沼沢先輩が伝令で来た高見に訊く。

高見が言うには、
セイショーが3年生を代打に出しても良いか問い合わせてきたとのことだった。

監督は主将の沼沢先輩に判断を任せるという。

話を聞きながらセイショーベンチの方を、
みんなで向いてしまう。

監督の後ろで帽子を目深にかぶった背の高い選手が、
その視線を受け止めるように
一歩前へ出て来る。

あ!
と思った。

沼沢先輩が、
「すまん。俺は判断出来ない。みんなで決めてくれ」
と言った。

< 283 / 461 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop