君のいる世界
「・・・アル。」



「そうか、俺はレオンだ。リオン!!」



「お呼びでしょうか」


どこからかリオンとよばれた女の子は、私達の前に姿をあらわした。





「アルに風呂と着替えを」



そういってすたすたとレオンは出て行った。



ドアが閉まったとたん。



「アルさまっ!!お風呂入りますよっ!!」


「へ?」


「あっ、私はリオンと申します、リオンと呼んでください」



そういって微笑む姿がとてもきれい。私と同じくらいの年だろう。







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