大切な人
やばい!誰かにバレたかも、どうしよう…。「大丈夫。例え何があっても、俺がお前を守るから、安心して…。」と言い、私にキスをする。初めて、彼をたくましい。と感じた。ますます好きになった。警備員は、疑う事なく、ボイラー室の前を通り過ぎた。良かったね。と二人で見つめ合う。このまま、時間が止ればいいのに。と心の中で願った。
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