コスミックダスト-戦塵の宮殿
あっという間に兵隊たちによってオレは体の自由を奪われた。
両手両足を支柱に括り付けられ、鉄パイプのような物で腹を殴られた。
「吐け」と言われ続け、何発も殴られた。
吐いたのは隠し場所ではなく、胃の中味だった。
コーラ色した不気味な液体が床に飛び散った。
頭から水をかけられ、吹き飛びかけていた意識が復活した。
頭は朦朧としているのに、痛みだけは強烈に感じる。
「強情なヤツだな」
「強情って・・・知らねえものをどないして答えんねん」
言い終わらないうちに素手で顔を殴られた。
喧嘩の場数も踏んでいるし、喧嘩のために体も鍛えている。
ダメージには強いほうだ。
しかしさすがに弱音を吐きたくなった。
突然攻撃の手が止んだ。
扉が開き、兵隊がサムトを引き摺って入って来た。
無抵抗で引き摺られて来るサムトの姿から察するに、別室で既に拷問を受けていたのだろう。
兵隊はサムトの体を乱暴にオレの足元に投げ捨てた。
両手両足を支柱に括り付けられ、鉄パイプのような物で腹を殴られた。
「吐け」と言われ続け、何発も殴られた。
吐いたのは隠し場所ではなく、胃の中味だった。
コーラ色した不気味な液体が床に飛び散った。
頭から水をかけられ、吹き飛びかけていた意識が復活した。
頭は朦朧としているのに、痛みだけは強烈に感じる。
「強情なヤツだな」
「強情って・・・知らねえものをどないして答えんねん」
言い終わらないうちに素手で顔を殴られた。
喧嘩の場数も踏んでいるし、喧嘩のために体も鍛えている。
ダメージには強いほうだ。
しかしさすがに弱音を吐きたくなった。
突然攻撃の手が止んだ。
扉が開き、兵隊がサムトを引き摺って入って来た。
無抵抗で引き摺られて来るサムトの姿から察するに、別室で既に拷問を受けていたのだろう。
兵隊はサムトの体を乱暴にオレの足元に投げ捨てた。