初恋ノ詩2



名前を呼ばれた彼女は
「待って」と言いながら準備をしている。


俺はそれをみて何故かモヤモヤした。


「お待たせっ
行こ?龍。」


用意を終えた龍はごく自然に
友莉の腕を引き手を繋いだ。


もう片方の手には購買の袋が下がっている。


そのまま二人は寄り添うように
並んでどこかへ歩いて行った。


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