あんたとあたし。
HRも終わり、解散が告げられた。
短いお別れだーという担任のハゲが、後ろから2番目の席のあたしと一番後ろの彩には光って見えて、二人して吹き出してしまった。
先生ごめん。でも、ほんとごめん。ヤバいよ、先生。
爆笑しながら、理解不能な先生に別れを告げ、階段を下りる。
昇降口からわずかに風が吹き込んで、茶色く染まった髪が頬をくすぐった。
「留衣ー、今日どうするー?」
「考えてないってあたし。」
「やっぱりー。あたしもだけど。」
修は去年、卒業した部活の先輩が結婚するってことで、2年と3年でお祝いに行った。
久しぶりに二人で遊ぶから、何をしていいのかわからないっていうのがほんとのところ。
「プリクラ、制覇する??」
「いいねー、久々に??」
彩が校門をくぐりながら言った。あたしはそれにこたえる。