‐hide‐ハイド
知ったら央は自分を責めるから。
普段ぼーとしてるけど、そういうのには敏感なんだ。
私に何かあったとき1番傷つくのは
…やっぱり央だから。
離れようか、悩んだこともあったけど、離れられなかった。
だから強くなるって決めたんだ。
負けないって。
実際、そう決めてからは嫌がらせなんて気にならなくなった。
「琳?」
「うん…じゃ、行こう」
「おう」
私は集団からの視線を背中に受けつつ央と学校をあとにした。
…予感がする。
そう、嫌な予感が…。