‐hide‐ハイド
……
…………はっ!?
司会の言葉に耳を疑った。
ちょっ…高松央って、央だよね?
それとも同姓同名?
私が内心焦っていると1人の生徒が前に出ていく。
嘘…。
あのだるそうな歩き方
間違いなく央だ。
『桜が舞う…』
淡々と落ち着いた声で話す央。
やっぱり央の声…。
私はまだ信じられない思いで一杯だった。
最後まで淡々と、1度も噛むことなく読み切った央は大人びて見えた。
挨拶を終わり席に戻ってくる央と目が会った気がしたけど直ぐに反らしてしまった。
…どうして言ってくれなかったの?