風神I
後ろの方では旭と大と力が笑いをこらえる音が聞こえてくる。
あたし、なんかやらかした?
あたしがそう思っていると、今度は馨が声を出した。
「お披露目暴走のことだけど、真城の希望で暴走はしないことになった。」
馨の言葉にえぇーという声が聞こえる。
そんなに暴走したかったのかお前達。
「そういう訳だから、しっかり真城を守るように。」
「「「「「はい!!」」」」」
一階にいた男達は声を揃えて一斉に言った。
スッゴい迫力。
ちょっと怖いって…
恐らく今のあたしの顔はひきっつっているだろう。