風神I
「ま、ちょっとした遊びだって。真城にばらすなよ。」
旭が二人の肩を叩きながら口止めをした。
「「………はい。」」
二人はびくつきながらも言った。
「じゃぁ、俺達行くからな。」
馨はもう先に行ってしまったのでそれを追うために足を進めた。
「あの、皆さん。」
突然紫音に呼ばれて俺達は足を止めた。
「真城、いつも通りでしたか?」
「あぁ、いつも通りだったけど。」
紫音の質問に俺は不思議に思いながら答えた。
「それならいいんです。引き留めてすいませんでした。」
紫音は頭を下げた。