君のためにできること
モヤモヤした気持ちを忘れたい一心でお酒を沢山飲んだ君は、ついに酔い潰れてしまったね。

恭介と朱里はいい雰囲気になっていたので、君の介抱は僕がすることになり、僕は君に肩を貸すかたちにして、僕たちは恭介達を残してクラブを出た。


僕も意識はあったが酔って火照っていて無性にセックスがしたかったので朦朧としている君に許可をえることもなくラブホテルに直行した。

最悪だったね。あの時の僕は君の気持ちも考えないで君を抱こうとしたんだ。

意識が朦朧としていた君はなんの抵抗もなく僕に部屋に連れてこられてベッドに横たわる。僕はすぐにでもしたかったがシャワーを浴びて酔いを醒ますことにした。

シャワーから出てくると君はグッスリと眠っていた。その寝顔もとても魅力的に感じ、僕の欲求を掻き立てる。僕は君に覆いかぶさるようにして君を支配しようとした。

僕は性欲の次に君に対しての支配欲が湧いていた。そのまま君の寝息がかかるくらいに口を近づけて僕は無防備の君にキスをしようとした。

その瞬間、君は目を覚ましてそのつぶらな瞳を僕の瞳に合わせてきたね。
状況がよく分からなかった君はただ起きようとしただけだったのかな。

僕は、抵抗しているかと思い君を抑えつけた。
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