私と彼の365日
差し出したのはきれいな金魚が入った袋だった
「これ…」
「天宮さんいつも金魚すくいするけど
取れないって言ってたから」
そう言えばその話したかも
「私のために…?」
「うん」
私は黙って金魚を見つめていた
「うれしくなかった?」
月城くんが心配そうに聞いた
「ううん、すごくうれしい!!
ありがとう」
私は金魚が入った袋を受け取った
月城くんが私のために取ってくれたって
思うとすごくうれしかった