愛されるキモチ。



♪~♪♪♪~…



…今は10時半。
大抵こんな時間にかけてくるのはアイツしかいない。



俺は乱暴に携帯をとり電話に出た。




「なんだよ」




受話器から聴こえてくるうっさい声。




『親友に向かってそれはないだろ~!』





「うるせぇよ。春哉」




東宮春哉。

まぁ友達?
同じ高校に通うやつ



『冷てぇな~俺が学校行かなかったから寂しかったろ♪』




「別に。」




『おっ…おい。地味に傷つくぞ?女の子も寂しかったろーなぁ♪』





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