私の恋and事件簿♥
かといって、私が入って、行き違いなったら、他の人に迷惑が掛かる。

“1%の確率を無駄にするヤツは、消防士とは呼べないからな!”

消防学校を卒業する時に言われた言葉を思い出す。

私の服を握る女の子。

…行かないと…。



「兄貴!この子お願い!」



「あ、おい!苺愛っ!!」



私は女の子を兄貴に託し、中へと入った。

渡り廊下は、隊長たちが向かう先よりも、クリアな視界だ。



「誰か居ませんか?」



私は声を掛けながら、本館では二階にあたる一階を突き進み、階段を登る。



「………ここだ」



二階に着くと、【← 迷路】と書かれた看板を発見をした。
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