私の恋and事件簿♥
ーーパン…ッ

相手が威嚇射撃をして来た。

私は弾を避けたが、ロビーのソファーに、銃弾が刺さった。



「銃を捨てろって、言わなかった?」



私は立ち上がり、カウンターに飛び乗った。

ダルくて上手く高くは飛べず、ヒールが引っ掛かったけど、脱いだ。



「お前……」



威嚇射撃をしたヤツの後ろに居た男が、ビックリしたような目で、私を見た。

…この声と目…。



「志垣ーシガキー教官…?」



咄嗟に浮かんだ顔と名前。

志垣教官は、私の警察学校の時の担任。

凄く厳しいけど、私たち1人1人に、苦手な分野を指導して、卒業する時に、「お前らは立派な警察官だ」と、泣いて送り出してくれた人。
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