私の恋and事件簿♥
一番、納得してない人が、私に銃を向けて来た。



「あんた、何を言ったんだ!」



「止めないか、タカシ君!」



「こいつには言わなきゃわからないんですよ!奥さんを亡くす傷みが!!」



…私には、わからない?

北斗が居なくなると考えただけで嫌なのに?



「なら、私を殺せば良いですよ!
旦那を殺させるわけにはいかないですからッ!!」



私は手に持ってた銃を、隣に居たSATの人に渡した。



「何を考えてんだ!」



そんな私を止める北斗。

私は北斗の手を振り払った。



「北斗が殺されたり、怪我しないようにだけ、考えてる」



私は警察官。

でも、その前に、山下北斗の妻。
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