私の恋and事件簿♥
山下さんは何とも思ってないみたいだけど、あれじゃあ、“明るい顔は好きなのか?”と、普通は思われるよ。



「ああー…大変ですよ!!」



胸がバクバクする。

額にうっすらと汗。

…寝るに限る!

私はベッドに走り、仮眠を今度こそ決意。

徹夜な為、今回はあっさりと眠りに就けた。



―――1時間半後に、他の管轄から、応援要請が出たけど。



「第一小隊、出動します!」



『木ノ島出火報、出火報――…』



しかし、まさかのブッキング。



「野神、行けるか?」



塚本さんが、助手席で無線を持ちながら言う。
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