私の恋and事件簿♥
機関員と女性は口先、ホースを持つ事はない。

ヘルメットは渡されてるけど、基本は帽子だけ。

私は消防士と違う、オレンジ色の帽子を被り、広場へと向かった。

今から私の紹介を兼ねた朝礼がある。

私は署長の隣に立ち、全員の顔を見た。

女性は、救急隊員に2人いるだけだった。

でも、みんな貫禄のある人たちばかりで、顔が緊張で引きつる。



「今日から新人が入る。君は第一小隊だ。ま、自己紹介を」



私は署長に頷き、一歩前へと出て敬礼をした。

消防隊は会釈より敬礼が敬意を表す。

警察もそうだけど。
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