愛しているから、さようなら!【BL】
【3.君を好きになる事は、】


君を好きになる事は、罪なのだろうか。
それでも僕は一生、それを背負っていこう

だってこの恋を忘れる事など、
到底できそうにない。

彼の笑顔が見れてさえいれば、
僕は幸せなんだ。



だからいつか結婚して、
子供は3人ぐらいで、夫婦円満で
孫はもうめちゃくちゃ可愛いだろうくて、
そんでひ孫までみんなに看取られて……
あ、その前に僕の事は孫に
「お祖父ちゃんの親友なんだ」って、
写真とか見せてくれてれば嬉しい。
その座だけは、絶対に譲れないから。
友達としてでも、1番であればいい。
彼の隣にはきっと、とてもお似合いの子が並ぶ。

そんな感じで、
まあとにかく、幸せになってもらいたい。


だから今日も僕は、
女子の先輩に囲まれている彼に
手を振りながら全力ダッシュした。





……何でおっかけて来るの?


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