【長】さくらんぼ

<亮の心>




こんなに近くで俺の名前を叫ぶ香菜

もう彼女じゃない




…………俺は香菜の彼氏じゃない




香菜「何で…?………ごめんね?」


亮「香菜のわがままに疲れた」


思ってもないことを口にした

昨日徹夜で考えた言葉




亮「香菜とはもう付き合ってられねぇ」


ひたすら前を見て、目の前の電柱に話しかけていた

香菜を見れない…っ




香菜「嘘でしょ?…亮?」


力のない震えた香菜の声


亮「…嘘じゃねぇよ……もう憂のとこでも行けば?」


思ってることの裏を言葉にする


香菜「ごめんっ……亮…」


何で泣く?

憂のとこ行けるんだぞ?

喜べよ


笑ってくれよ…










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